時雨の百人一首

トップ コラム アプリ English 和歌の一覧・検索

天智天皇歌人に会える百人一首
天智天皇

ねこ

意味

秋の田のほとりにある仮小屋は、屋根の苫の編み目が粗くて、私の袖は夜露に濡れているよ。

解説

この歌では、秋の田んぼで収穫前の稲を守るため、仮小屋で夜を過ごす農民の生活が詠まれています。実際に天智天皇自身の体験ではないと考えられますが、農民の苦労に思いを寄せる理想的な君主の姿と結び付けられ、天智天皇の作として伝えられるようになりました。

天智天皇は、大化の改新を推し進め、天皇中心の政治の基盤を築いた人物です。また、平安京を開いた桓武天皇の直系の祖先でもあり、その功績から平安時代の人々に深く敬われていました。この歌には、後世の人々が抱いた理想の天皇像が重ねられているのかもしれません。

詳しくはこちら