時雨の百人一首

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百人一首を愉しむ

百人の歌人。百首の歌。
千年を超えて受け継がれる
日本の詩歌。
読む。知る。遊ぶ。
歌人、平安の宮廷文化、
平安時代の官職・位階、
かるた、和歌の表現まで。

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1秋あきの田たの かりほの庵いおの 苫とまをあらみ
我わが衣手ころもでは 露つゆにぬれつつ▼ 現代語訳
あきのたの
かりほのいほの
とまをあらみ
わがころもでは
つゆにぬれつつ
あきのたのかりおのいおのとまをあらみわがころもではつゆにぬれつつ秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ 天智天皇
2春はる過すぎて 夏なつ来きにけらし 白妙しろたえの
衣ころもほすてふちょう 天あまの香具山かぐやま▼ 現代語訳
はるすぎて
なつきにけらし
しろたへの
ころもほすてふ
あまのかぐやま
はるすぎてなつきにけらししろたえのころもほすちょうあまのかぐやま春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山 持統天皇
3あしびきの 山鳥やまどりの尾おの しだり尾おの
ながながし夜よを ひとりかも寝ねむん▼ 現代語訳
あしびきの
やまどりのをの
しだりをの
ながながしよを
ひとりかもねむ
あしびきのやまどりのおのしだりおのながながしよをひとりかもねんあしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む 柿本人麻呂
4田子たごの浦うらに うちいでてみれば 白妙しろたえの
富士ふじの高嶺たかねに 雪ゆきは降ふりつつ▼ 現代語訳
たごのうらに
うちいでてみれば
しろたへの
ふじのたかねに
ゆきはふりつつ
たごのうらにうちいでてみればしろたえのふじのたかねにゆきはふりつつ田子の浦にうちいでてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ 山部赤人
5奥山おくやまに 紅葉もみじ踏ふみ分わけ 鳴なく鹿しかの
声こえ聞きく時ときぞ 秋あきはかなしき▼ 現代語訳
おくやまに
もみぢふみわけ
なくしかの
こゑきくときぞ
あきはかなしき
おくやまにもみじふみわけなくしかのこえきくときぞあきはかなしき奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋はかなしき 猿丸大夫

Contents

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歌と歌人を知る10

全100首の意味と、100人の歌人の素顔をたどる

覚える・暗記する8

上の句・下の句・決まり字を、自分のペースで

競技かるたを鍛える8

対戦から札流しまで、競技者のための練習場

ゲームで遊ぶ9

すごろく・クイズ・パズル。家族や教室でも

和歌の技法7

五・七・五・七・七に込められた仕掛けを読み解く

歴史と物語を読む14

歌の背後にある、人と時代のドラマ

平安時代の位階・官職7

歌人の肩書きがわかると、歌がもっと面白い

地図とデータで見る5

百首を地図・感情・言葉の星空として眺める