掛詞クルッと発見!
1番・天智天皇
歌の中に隠れている掛詞を見つけてタップしてみよう。
タップした言葉がその場でくるりと入れ替わり、ふたつの意味が交互に現れるよ。
解説
「かりほ」は掛詞になっています。
掛詞とは、同じ音の言葉に二つの意味を重ねる表現です。
この歌の「かりほ」には、「刈り穂」と「仮庵」という二つの意味が込められています。
秋の田で刈り取られた稲穂の風景と、収穫期に田を守る人が夜を過ごす粗末な仮小屋の様子が重なり、一つの言葉から豊かな情景が広がります。
短い三十一文字の中に、二つの情景が重なるところが、掛詞の魅力です。
単語など
仮庵
「仮庵」は、仮の庵が縮まったもの。つまり、仮りそめの庵の意味で、一時的に作られた粗末な小屋のこと。
苫
菅や茅などの草をむしろのように編んだもの。
あらみ
あらすぎて。「~み」で~なのでという意味になります。