歌人に会える百人一首
伊勢
意味
難波潟に生えている葦の節と節の間のような短い時間さえ会えないままこの世を終えてしまえとあなたは言うのでしょうか。
解説
この歌は、かつての恋人との関係が途絶えた際に、作者が抱いた複雑な心情を詠んだものといわれています。
「葦のふしの間」はごく短い時間のたとえです。作者は、そんなわずかな時間でさえ逢わずに過ごせないほど相手を恋しく思っており、別れの悲しみと深い未練を表現しています。
作者は、失われた恋を簡単には忘れられなかったのでしょう。この歌からは、別れを受け入れられず、なお相手を思い続ける姿が伝わってきます。
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