時雨の百人一首

トップ コラム アプリ English 和歌の一覧・検索

藤原興風歌人に会える百人一首
藤原興風

ねこ

意味

誰を心を通わせられる友にしたらいいのだろう。長く生きている高砂の松も、昔からの友ではないし。

解説

松は、その変わらぬ緑と堂々たる姿から、古くから長寿の象徴とされてきました。高砂は松の名所として知られ、この歌では長寿を祝う松になぞらえて、自らの老いを見つめています。

藤原興風は歌人として高く評価されただけでなく、琴の名手としても知られていました。この歌には、長く生きた喜びよりも、歳月の中で友との別れを重ねてきた寂しさが静かに詠まれています。老いを嘆くのではなく、その現実を受け入れながら率直に歌に託すところに、藤原興風の誠実で味わい深い人柄がうかがえます。

詳しくはこちら