歌人に会える百人一首
陽成院
意味
筑波山から流れ落ちるみなの川。一滴の雫が集まって川となり淵に溜まるようにあなたへの愛がどんどん大きくなり、淵のように深くなりました。
解説
この歌は陽成院が光孝天皇の娘である綏子内親王に贈った求婚の歌です。
はじめは小さかった恋心が次第に大きくなり、深くなっていく様子を、筑波山から流れ落ちるみなの川にたとえて詠んでいます。
陽成院は激しい気性の持ち主として知られていますが、この歌からは恋心が日に日に募っていく様子を素直に伝えようとする一人の青年の姿が感じられます。
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