歌人に会える百人一首
素性法師
意味
今行くとあなたが言うので待っていたら、とうとう九月の有明の月を待ち明かすことになりましたよ。
解説
この歌は、与えられた題にもとづいて詠む「題詠」の歌です。素性法師は男性ですが、この歌では女性の立場になって詠んでいます。
「有明の月」は夜明けまで空に残る月のことです。恋人を待ち続け、気づけば夜が明けてしまった様子が表現されています。
素性法師は実際にこの立場を経験したわけではないかもしれません。しかし、待ち続ける女性の切ない気持ちを見事に描き出しています。
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