時雨の百人一首

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凡河内躬恒歌人に会える百人一首
凡河内躬恒

ねこ

意味

心して手折たおろうとして折れるものだろうか。初霜が降りて、見分けにくくなっているほど真っ白で美しい幻想的な白菊の花を。

解説

初霜が降りた朝、白菊は霜と見分けがつかないほど白く輝いています。この歌のポイントは「心当てに」の解釈です。「心当てに」を「当てずっぽうに」と読めば、霜に紛れた白菊を探し当てようとする歌となり、「心して」と読めば、その美しさに心を奪われ、手折ることをためらう歌となります。あなたはどちらの解釈が好きですか?

どちらの解釈にも共通するのは、自然のわずかな変化に目を向け、その美しさを深く味わう姿勢です。霜と白菊が織りなす幻想的な情景を見つめるまなざしからは、凡河内躬恒の繊細で優美な人柄が感じられます。

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